トップ > ニュースリリース一覧 > V₂-受容体拮抗剤トルバプタンOD錠7.5mg「オーツカ」を新発売
2022年6月17日
株式会社大塚製薬工場(本社:徳島県鳴門市、代表取締役社長:小笠原信一、以下「大塚製薬工場」)は2022年2月15日に製造販売承認を取得したV2-受容体拮抗剤トルバプタンOD錠7.5mg「オーツカ」(一般名:トルバプタン、以下「本剤」)について、本日付で薬価基準に収載され新発売したことをお知らせいたします。
本剤は、グループ会社である大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:井上眞)が合成・開発し、2010年12月に販売を開始したV2-受容体拮抗剤「サムスカ®錠」の新剤形「サムスカ®OD錠7.5mg」と原末、添加剤、製造方法、製造工場が同一であるオーソライズド・ジェネリック(AG)です。
トルバプタンは、腎臓の集合管において、バソプレシン(抗利尿ホルモン)のV2-受容体への結合を選択的に阻害することで、尿中から血中への水の再吸収を減少させ、ナトリウムなどの電解質排泄に直接の影響を与えずに水分のみを体外へ排出するメカニズムを持つ治療薬です。本剤は「ループ利尿薬等の他の利尿薬で効果不十分な肝硬変における体液貯留」を効能・効果として発売いたします。
大塚製薬工場は、輸液のリーディングカンパニーとして、さまざまな診療科を訪問し、急性期から在宅に至るまでの幅広いネットワークを持っています。今後も製品提供やきめ細やかな情報伝達を通じて、患者さんや医療従事者の皆さまに貢献していきたいと考えております。
大塚グループは、"Otsuka-people creating new products for better health worldwide"の企業理念のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。
製品名 |
トルバプタンOD錠7.5mg「オーツカ」 |
一般名 |
トルバプタン |
効能・効果 |
ループ利尿薬等の他の利尿薬で効果不十分な肝硬変における体液貯留 |
用法・用量 |
通常、成人にはトルバプタンとして7.5mgを1日1回経口投与する |
包装 |
[PTP]20錠(10錠×2)、[PTP]100錠(10錠×10)
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製造販売承認日 |
2022年2月15日 |
薬価収載日 |
2022年6月17日 |
発売日 |
2022年6月17日 |
薬価 |
491.60円/錠 |
製造販売元 |
株式会社大塚製薬工場 |
販売提携 |
大塚製薬株式会社 |