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2021年5月11日

エジプト大塚製薬株式会社、現地企業と共同出資し輸液事業を行う新会社設立へ

株式会社大塚製薬工場(本社:徳島県鳴門市、代表取締役社長:小笠原信一、以下「大塚製薬工場」)は、その関連会社であるエジプト大塚製薬株式会社(以下「エジプト大塚」)が、現地の製薬会社ジプトファーマ株式会社(以下「ジプト社」)と共同で資本参加し、現地に輸液などの医療用医薬品等を販売する新会社「大塚ジプト株式会社(以下「大塚ジプト社)」を設立することに合意し、契約を締結しましたのでお知らせいたします。

エジプト大塚とジプト社は、互いに戦略的かつ有望なパートナーとして本契約を締結し、これにより設立される大塚ジプト社は、エジプトのみならず中東やアフリカなどの近隣諸国において、エジプト大塚とジプト社で製造した高品質な輸液などの医療用医薬品等の情報提供および販売を行ってまいります。

大塚グループは、1970年代から医薬関連事業の海外展開を始め、輸液事業に関しては、現在、15の事業会社で各国の医療に貢献しています。1977年に設立されたアラブ大塚製薬株式会社を前身とするエジプト大塚は、エジプトにおける輸液や治療薬などの医療用医薬品等の供給を目的として、1992年に設立され、現在はエジプトのみならず中東やアフリカなどの近隣諸国にも輸出しています。このたび大塚ジプト社を通じその製品の一部を販売することにより、今後、輸出先の拡大など新たな事業展開を行っていく予定です。

ジプト社は、最新の国際的な品質基準に準拠した中東最大の医薬品製造拠点とされる「The Medical City of Egypt(エジプト医療都市)」を形成する主たる企業の一つです。このたび、この拠点内にある工場で生産した輸液製品等について、大塚ジプト社を通じて販売する予定です。

大塚製薬工場は、"The Best Partner in Clinical Nutrition"(臨床栄養領域における患者さんや医療従事者のベストパートナーを目指す)という経営ビジョンのもと、エジプトのみならず中東やアフリカなどの近隣諸国において人々の健康に貢献してまいります。

大塚グループは、"Otsuka-people creating new products for better health worldwide"の企業理念のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。


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