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2020年11月12日

世界最高水準の品質と高い生産能力を持つ輸液製剤の新工場、MP-Ⅶを竣工

株式会社大塚製薬工場(本社:徳島県鳴門市、代表取締役社長:小笠原信一)は、自社の松茂工場敷地内(徳島県板野郡松茂町)に、医療用医薬品である輸液製剤の新工場としてMP-Ⅶを建設し、本日、竣工式を執り行いましたので、お知らせいたします。

新工場「MP-Ⅶ」の外観.pngMP-Ⅶは松茂工場敷地内の新工場として、輸液のリーディングカンパニーである当社の技術を結集し、新容器、新製造技術導入による製造ラインの一新を図りました。2018年2月の起工から約2年間の建設期間を経て、本年7月より、ダブルバッグ輸液製剤の製造を開始しています。世界基準であるPIC/S※1 GMP※2に準拠した品質と高い生産能力を備えており、今後、当社の主力工場の一つとして役割を果たしていくものと期待しております。

当社の主力製品である輸液は、生命を維持するための基礎的かつ重要な医薬品として、さまざまな診療科で使用されており、私たちには、安全で高品質な製品を安定的に供給することが求められています。当社は、これからも人々の健康と栄養管理に貢献する製品を安定してお届けするために、新製品の開発、製品の改良、生産設備の増強等を推進し、臨床栄養領域における患者さんや医療従事者のベストパートナーを目指してまいります。

大塚グループは、"Otsuka-people creating new products for better health worldwide"の企業理念のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。

※1 PIC/S(Pharmaceutical Inspection Convention and Pharmaceutical Inspection Co-operation Scheme):医薬品査察協定および医薬品査察共同スキーム、医薬品分野での調和されたGMP 基準および査察当局の品質システムの国際的な開発・実施・保守を目的とした査察当局間の非公式な協力の枠組み。1970 年に結成され、2020 年3 月現在、55 の当局が加盟し、日本も2014 年に加盟。

※2 GMP(Good Manufacturing Practice):医薬品等の製造管理および品質管理に関する基準。

工場概要
名称 松茂工場 MP-Ⅶ
所在地 徳島県板野郡松茂町豊久字豊久開拓139-1
建物概要

鉄骨造 地上5階

建築面積3,763㎡

延床面積9,909.94㎡

生産品目 医療用医薬品(輸液製剤)
製造開始 2020年7月


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