営業本部 関西支店
2010年入社
大学では経営学を学び、特にマーケティング学に魅力を感じていました。そして、以前から人と関わることが好きで、人に何かを伝える職に就きたいと思い、営業職を中心に就職活動を始めました。身近に医療関係者がおり、医療分野にも親しみを持っていたことが、製薬企業を選んだきっかけです。製薬企業のMR(Medical Representatives:医薬情報担当者)を目指し業界研究を進めるにつれ、大塚製薬工場の取り扱う輸液などの医療用医薬品は、医療にとって不可欠であり、多くの場面で使用されていることを知りました。輸液のリーディングカンパニーである大塚製薬工場であれば、幅広く医療貢献ができるのではないかと考え、入社を決意しました。
MR職の仕事内容は、医療機関を訪問し、医療従事者への製品情報の提供、収集、伝達を通じて医薬品の適正使用を実現し、医療に貢献することです。自社製品がより有効に、より安全に使用されるために、有効性情報を正確かつ迅速に伝える一方、常に副作用情報をはじめとする安全性情報の収集に努めています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大前は医療現場への直接訪問による情報提供活動が主体でしたが、今はオンライン面談などが定常化しています。加えて、当社ではオンデマンドのウェブセミナーやウェブ講演会など、デジタルを活用した新しい情報提供活動も行っています。
輸液は、医療のさまざまな場面で活用される、生命維持のための基礎的かつ重要な薬剤であり、医療にとって必要不可欠な存在です。輸液以外にも経腸栄養剤などの医療用医薬品や医療機器などの情報提供を通じて、医療現場に貢献できることに魅力、やりがいを感じ、情熱を持って日々活動しています。当社のMRは、地域の医療機関の間をつなぐコミュニケーター(情報伝達者)としても活動しており、さまざまな医療機関・施設が参加する勉強会などを地域ごとに開催し、先生方が交流・連携を深める機会にもなっています。私はそのような場で、医療従事者が求める情報を提供し、それが実際に患者さんの治療にお役立ていただけていることに喜びを感じています。
お互いに声を掛け合い、コミュニケーションを取りやすい雰囲気が職場全体にあり、日々仕事をする中で、職場の環境に恵まれていることを実感しています。入社当時は医薬品の知識もなく不安でしたが、先輩に1対1で指導してもらえる「アドバイザー・アドバイジー制度」があり、仕事に関することだけではなく個人的なことまで、何でも相談しやすく大変心強かったです。また、今でも学術部主導で、関西の若手メンバー中心に、知識向上のための勉強会を定期的に開催するなど、最新の文献など医薬情報を学ぶサポート体制が充実しています。
MR職は基本的に個人で活動を行うことが多いのですが、講演会などのイベントでは支店全体で協力をして、お互いに助け合いながら業務を行っています。全員で、一つのイベントを作り上げるということはとても楽しいですし、やりがいも感じています。
情報提供の質や対応の迅速性、的確性を高めることで、地域のエリアコーディネートができるような、医療現場に求められるMRになりたいと考えています。今は担当エリアの医療機関からいただく質問や意見の一つ一つに丁寧に対応することが、自身の成長にもつながっていることを実感しています。
また、ワークライフバランスを重視する当社では、仕事と家庭を両立できるよう、充実した制度が設けられています。職場には、時短制度などを使用して、家庭を持った後もやりがいを持って仕事を続けている多くの女性MRがいます。仕事を続けるための環境が整っているので、ライフステージが大きく変わっても、仕事も家庭もどちらも妥協せず、キャリアを積んでいくことができるという安心感があります。
自分の仕事の質を高め、医療の場で必要とされるMRになるとともに、自らの活動を通じて、より多くの患者さんや医療従事者に貢献できるよう、これからも頑張っていきたいと考えています。
MRは勤務時間が不規則なイメージがあるかもしれませんが、自分で時間を調整することができるので、プライベートも充実させることができます。最近では運動不足解消のために、ピラティスでリフレッシュしています。休日には、自宅に友人を招いてホームパーティーをしたり、有給休暇を利用して旅行を楽しんだりしています。
私は当初、MRだけに職種を絞って就職活動したわけではなかったのですが、さまざまな企業を訪問するうちに、大塚製薬工場に感じた人の温かさ、また医療の多種多様な場面で使用される輸液という製品を通じ多くの患者さんに貢献できるという点に魅力を感じました。輸液だけではなく、経腸栄養剤、医療機器などの情報提供を通じて、医療現場における栄養管理をサポートできるのは大塚製薬工場ならではと感じています。
医療従事者に対し情報提供活動を行うためには、製品情報だけではなく医療環境の変化に対応し、常に学習することが必要と思っています。これからも向上心を持ち続け、医療への貢献を目指して活動していきたいと思います。「医療に貢献したい」「人の役に立ちたい」という気持ちを持っている方は一緒に頑張りましょう。