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2024年2月14日

組成および物性を改良した新製品として、濃厚流動食品「ハイネックス®ゼリー」を新発売

株式会社大塚製薬工場(本社:徳島県鳴門市、代表取締役社長:高木 修一、以下「大塚製薬工場」)は、濃厚流動食品「ハイネックス(HINEX)」シリーズの新たなラインアップとして、濃厚流動食品「ハイネゼリー」をリニューアルし、組成および物性を改良した新製品「ハイネックスゼリー」(以下「本製品」)を3月25日に新発売いたします。

本製品は、1日当たり900kcal~1,500kcalを標準的な摂取量とする方にお使いいただける、寒天を使用した半固形状(ゼリータイプ)の濃厚流動食品です。日本人の食事摂取基準(2020年版)を参考に、三大栄養素、ビタミン、ミネラルをバランスよく配合しており、エネルギー必要量の少ない方の栄養管理にも配慮し、900kcalの摂取で1日に必要なビタミン、微量元素をほぼ充足できる配合設計にしています。脂質代謝に必要なL-カルニチン1を配合しており、さらに、食物繊維源としてイヌリン2も配合しました。また、胃食道逆流の抑制が期待できる粘度3を参考に物性を改良しています。

2007年に発売したハイネゼリーは、日本人の食事摂取基準(2005年版)を参考に各種栄養素を調整したものですが、日本人の食事摂取基準は5年おきに改訂されており、最新版としては2020年版が発行されています。また、一般的に固形物は液体に比べて胃からの排出が遅く、食道への逆流が起こりにくいと言われており、半固形状の濃厚流動食の普及とともに、適正な粘度についても検討が進められています。このような背景を踏まえ、ハイネゼリーの組成および物性を改良した本製品を開発しました。

大塚製薬工場は濃厚流動食品としてハイネゼリーアクア、ハイネックスイーゲル、ハイネックスイーゲルLC、ハイネックスリニュートを販売し、患者さんの栄養状態の改善に貢献してまいりました。今後もメディカルフーズ4のラインアップのさらなる充実を図り、適正な栄養管理に役立つ情報や製品を継続的に提供することで、臨床栄養の領域におけるベストパートナーを目指してまいります。

大塚グループは、"Otsuka-people creating new products for better health worldwide"の企業理念のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。

※1 L-カルニチン(L-Carnitine):脂質のエネルギー産生において重要な役割を果たす微量栄養素。
※2 ゴボウや玉ねぎ等に多く含まれる水溶性植物繊維であり、甘味料や添加物としてさまざまな食品に使用されています。
※3 清水敦哉:日本静脈栄養学会雑誌,2018;33(1):617-620
※4 当社では、医学的・栄養学的根拠を元に開発した医療の場で役立つ食品を「メディカルフーズ」と定義しています。

製品概要

商品名

ハイネックスゼリー

名称

濃厚流動食品(半固形タイプ)

原材料名

マルトデキストリン(国内製造)、カゼイン、砂糖、植物油、イヌリン、豚コラーゲンペプチド、寒天、中鎖脂肪酸トリグリセライド、食塩、酵母、カルニチン、コンブエキス/クエン酸(Na)、乳化剤、塩化Mg、水酸化K、リン酸Ca、V.C、香料、V.E、ピロリン酸鉄、ナイアシン、パントテン酸Ca、V.B1、V.B2、V.B6、V.A、葉酸、V.K2、V.D、V.B12、(一部に乳成分・大豆・ゼラチンを含む)

風味

ミルク風味

包装

300g×18袋
HINEXゼリー最終画像.png

栄養成分表示
1袋当たり

エネルギー300kcal、タンパク質13.5g、脂質8.3g、炭水化物46.1g(糖質39.5g、食物繊維6.6g)、食塩相当量1.35g

水分228g

希望小売価格
(税抜き)※5

5,940円/300g×18袋

賞味期限

製造日より8カ月

保存方法

常温で保存できますが、なるべく冷所に保存してください。
凍結するような場所や直射日光があたる場所での保存は避けてください。

販売者

株式会社大塚製薬工場

販売提携

大塚製薬株式会社

リリース文挿入画像(アレルギー表示).png

※5 参考価格として表示したものです。


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