トップ > ニュースリリース一覧 > 間欠泌尿器用カテーテル「OTバルーンカテーテル」を新発売
2022年7月29日
株式会社大塚製薬工場(本社:徳島県鳴門市、代表取締役社長:小笠原 信一、以下「大塚製薬工場」)は、医療機器である間欠泌尿器用カテーテル「OTバルーンカテーテル®」(以下「本製品」)を、8月22日より新発売いたします。
本製品は、様々な原因により自然排尿が困難な方の自己導尿の際にご使用いただく、再利用が可能なカテーテルです。夜間や外出時などに、カテーテル先端のバルーンを膨張させることによって、カテーテルを膀胱内に一時的に留置して使用します。留置している間は自己導尿が不要となるため、患者さんの生活スタイルに応じてご使用いただけます。
超高齢社会を迎えた日本の介護領域においては、2021年介護報酬改定で排せつ支援加算が見直されるなど、排泄自立の重要性が認識されており、排泄ケアのニーズが高まっています。神経因性膀胱や前立腺肥大症などの下部尿路閉塞により残尿や閉塞をきたした場合には、膀胱に溜まった尿を一定の時間ごとに尿道口からカテーテルを挿入して体の外に排出する清潔間欠的導尿という方法が広く用いられており、在宅介護など院外でも使用しやすい間欠式のバルーンカテーテルが望まれていました。
本製品は、大塚製薬工場が、製造販売元である大塚テクノ株式会社(本社:徳島県鳴門市、代表取締役社長:月井 完治、以下「大塚テクノ」)と独占販売契約を締結し、販売いたします。大塚テクノは、ものづくりを通じて社会に貢献すべく、医療用プラスチック容器部材等の高い成形技術を生かし、医療製品と精密製品を事業の柱として展開しております。
大塚製薬工場は、"The Best Partner in Clinical Nutrition"(臨床栄養領域における患者さんや医療従事者のベストパートナーを目指す)を経営ビジョンとし、さらに、「予防・診断・治療・モニタリング」といったヘルスケアプロセス全体をカバーできるよう事業領域の拡大を進めております。そのなかで、2016年から膀胱内尿量を測定する医療機器「リリアム®α-200」を販売し、本年6月にはその後継製品である「リリアム®IP200」を発売、1月には単回使用の間欠泌尿器用カテーテル「アクトリーン」を発売するなど、泌尿器・排尿領域製品の充実を図ってまいりました。私たちは今後も、患者さんの排泄ケアに貢献できる製品展開を進めてまいります。
大塚グループは、"Otsuka-people creating new products for better health worldwide"の企業理念のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。
販売名
|
OTバルーンカテーテル |
類別 |
機械器具51 医療用嘴管及び体液誘導管 |
医療機器区分 |
管理医療機器 |
クラス分類 |
クラスⅡ |
一般的名称 |
間欠泌尿器用カテーテル |
包装 |
2本入り |
使用期限 |
2年 |
保管方法 |
1. 直射日光及び高温多湿、塵埃を避けて清潔な場所で保管すること。 |