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COVID-19 に関連する社会的課題
~行動制限・サービス制限から生じるコロナフレイル~
COVID-19 の感染拡大により2020 年4 月には全国に対して、2021 年1 月には東京都など11 都府県に対して緊急事態宣言が発出されました。重症化リスクの高い高齢者は、過剰な恐怖心から必要以上に外出を控える傾向があり、とくに最初の宣言発出時には、通所サービスの利用が大きく落ち込むといったことがありました。自粛生活の長期化による心身の機能低下は「コロナフレイル」と呼ばれます。十分な感染対策と並行し、高齢者がコロナフレイルに陥らないように工夫することが、地域を支える多職種に今、求められています。本稿ではCOVID-19 の感染拡大とその社会的な対策が及ぼした高齢者への影響とその対策について、東京大学高齢社会総合研究機構教授の飯島勝矢先生にお話しいただきました。