Pallette
薬剤師さんのための情報誌Pallette
1997年10月創刊。
パレットの上で様々な色を調和させていくように薬剤師さんにとっての理想の姿、求めている色を作りだすためのお手伝いができたら…そんな願いを込めてお届けします。
掲載記事の内容は作成時点での情報となります。許可なく転載、引用、複製、改変、第三者へ提供することを禁じます。
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「Pallette Vol.123」
- 特集
- NEW危機意識向上と行動変容を促す薬剤部の災害演習
災害拠点病院である聖隷浜松病院薬剤部(静岡県浜松市)では、災害時でも業務を円滑に継続するために、静岡大学情報学部の協力を得て「業務継続マネジメントシステム」を構築し、災害演習を実施しています。
災害に対する危機意識向上と行動変容促進を目指したその取組みについて、薬局長の矢部勝茂先生、係長の柏原道志先生、薬剤師の岡田千賀子先生、静岡大学情報学部准教授の梶原千里先生にお話を伺いました。掲載日:2024年09月18日
- フェイス&フェイス
- NEW注射薬セントラルミキシング/分割払い出しの実施 人と機械のベストミックスによる業務改善
愛知県豊田市のトヨタ記念病院は、経営母体であるトヨタ自動車が掲げる「トヨタ生産方式」を活用した無駄の排除を医療現場で実践しています。
薬剤科では2023年5月の新病院開設を機に、抗がん剤や中心静脈栄養に加え、病棟で看護師が行っていた末梢点滴の調製も薬剤科内で実施するセントラルミキシングを行い、当日分を6分割して払い出しています。
これらの取組みを中心に、薬剤長の遠山幸男先生と主任の小島庸子先生にお話を伺いました。掲載日:2024年09月18日
- トピックス
- NEW抗がん薬曝露対策における患者・家族指導
2022年度の診療報酬改定において「外来腫瘍化学療法診療料」の算定要件として、新たに「患者や家族に対して抗悪性腫瘍薬曝露の予防方法等に関する説明を行うこと」が明記されました。
埼玉県立がんセンター薬剤部では、算定前から患者・家族が行う抗がん薬の曝露対策について、パンフレットを用いて指導を行っています。
曝露対策指導の課題や指導内容について、薬剤部副部長の中山季昭先生にお話を伺いました。掲載日:2024年09月18日
- Otsuka Information
- NEWバイアル接続時のポイント
掲載日:2024年09月18日
- その他
- NEWAction! 薬剤師活動ファイル24 一つひとつの医療DXを積み重ね医療安全と業務の効率化を推進
滋賀県の市立大津市民病院薬剤部では、手術予定患者の持参薬術前休薬期間を電子カルテ画面で確認できるシステムなど、約500もの独自システムを構築して活用しています。
いくつもの医療DXを積み重ねて医療安全や薬剤業務の効率化を進める薬剤部の取組みを、薬剤長の早川太朗先生、医薬品情報管理室長の山中理先生に伺いました。掲載日:2024年09月18日
特集
- 地域完結型医療の実践とNSTによるTPN処方適正化の取組み(Vol.122)
神戸市立医療センター中央市民病院薬剤部では、入院前準備センターや地域医療連携センターに薬剤師を配置し、入院から在宅医療まで継続した薬学的管理を行っています。
また、栄養サポートチーム(NST)にも薬剤師が積極的に参加し、中心静脈栄養(TPN)の処方支援などに尽力しています。
処方提案に重点を置き、栄養管理も含めて処方の適正化を推進する薬剤部の取組みについて、薬剤部長の室井延之先生と薬剤師主査の土肥麻貴子先生に伺いました。掲載日:2024年05月15日
- 「あじさいネット」による患者情報の共有と薬局薬剤師の関わり(Vol.121)
地域医療情報連携ネットワークの先駆け的存在である長崎県の「あじさいネット」は、2004年に拠点病院のカルテ情報共有システムからスタートしました。
現在は遠隔画像診断システム、TV会議システムなど多彩な機能を備え、長崎県全域で展開しています。
その立ち上げから携わられている長崎大学病院医療情報部部長の松本武浩先生に「あじさいネット」の概要と特徴を、保険薬局での業務や在宅医療で「あじさいネット」を利用されている薬局薬剤師の宮﨑長一郎先生(宮﨑薬局)、水﨑直文先生(ライン薬局)には活用の実際を伺いました。掲載日:2024年01月15日
- NEWオンコネフロロジー・ユニットでの薬剤師の役割(Vol.120)
掲載日:2023年09月15日
- 脳卒中急性期医療への薬剤師の関わりと地域連携(Vol.119)
掲載日:2023年06月20日
- 外来化学療法における長期継続的な薬学管理(Vol.118)
掲載日:2022年12月20日
フェイス&フェイス
- スキルアップに努めてチーム医療に貢献 薬剤師が排尿ケアに参加する意義(Vol.122)
愛知県の津島市民病院薬剤室では、薬剤師のスキルアップを図るとともにチーム医療に力を入れています。
今回は、2017年4月の発足当初から薬剤師が参画している排尿ケアチームに焦点を当て、薬剤師がチームに参画する意義と取組みについて、薬剤室室長の伊藤慎二先生、排尿ケアチームのメンバーである薬剤師の林 剛史先生にお話を伺いました。掲載日:2024年05月15日
- 世界標準のファーマシューティカルケアへシステムと人材で責任ある薬物治療の提供(Vol.121)
聖マリアンナ医科大学病院では、2023年1月の新入院棟開設を機に、最新の電子カルテシステムや各種医療機器などを導入し、特定機能病院の機能充実を図っています。
薬剤部では、世界標準のファーマシューティカルケアを目指し、人材育成とチーム医療での職能発揮に励んでいます。
新規オーダリングシステム導入による「1日毎調剤払出」の実施や、がん治療における地域薬薬連携の取組みについてお話を伺いました。掲載日:2024年01月15日
- NEWプロトコルの運用による薬剤師業務の拡大 処方オーダー代行入力の取組み(Vol.120)
掲載日:2023年09月15日
- 地域基幹病院と大学の相互交流 臨床現場を軸とする薬学実習(Vol.119)
掲載日:2023年04月03日
- 病院薬剤師が実践する栄養薬学 栄養・輸液サポートチーム(NEST)の活動(Vol.118)
掲載日:2022年12月20日
トピックス
- 薬剤師に求められる口腔ケアへのアプローチ(Vol.122)
加齢に伴う口腔乾燥や嚥下機能低下、向精神薬や抗がん剤、降圧薬による口腔関連の副作用など、口腔症状の予防・早期発見において薬剤師の果たす役割は大きいと考えられています。
2021年、日本口腔ケア学会に薬剤師部会が発足し、2022年4月には「日本口腔ケア学会認定資格薬剤師5級」の試験が実施されました。
今回は、薬剤師が口腔ケアに取り組む意義、役割について日本口腔ケア学会薬剤師部会長の山浦克典先生にお話を伺いました。掲載日:2024年05月15日
- 褥瘡治療における薬剤師の役割(Vol.121)
入院患者に対する褥瘡対策を推進する目的から、2022年度の診療報酬改定で入院基本料の褥瘡対策の施設基準に薬剤師による薬学的管理に関する事項が追加されました。
このような背景のもと、日本褥瘡学会では「褥瘡・創傷専門薬剤師制度」を創設しました。
2024年度に第1回の試験を実施し、認定を開始する予定です。
今回は褥瘡治療における薬剤師の役割について、一般社団法人日本褥瘡学会理事であり株式会社ファーマ・プラス専務取締役の小黒佳代子先生にお話を伺いました。掲載日:2024年01月15日
- NEW周術期における薬剤師業務チェックリストのポイント(Vol.120)
掲載日:2023年09月15日
- 病院機能の分化・連携を効果的に進めるために ~日本病院薬剤師会会長 武田泰生先生に聞く~(Vol.119)
掲載日:2023年04月25日
- 「高齢者のがん薬物療法ガイドライン」 活用のポイント(Vol.118)
掲載日:2022年12月20日
その他
- Action! 薬剤師活動ファイル23 薬剤師と管理栄養士の連携による質の高い外来がん化学療法の取組み(Vol.122)
上越総合病院薬剤部では、2021年1月に外来がん化学療法患者への全件介入を開始するとともに、管理栄養士との連携を強化しました。
その結果、食欲不振や味覚異常などの副作用に対する迅速な対処、食事内容の見直しなど、より患者さんに寄り添った対応が可能になりました。
その取組みについて、薬剤部長の山本剛先生、薬剤師の樋口理恵先生、村上幸恵先生、栄養科 管理栄養士の髙橋洋平先生に伺いました。掲載日:2024年05月15日
- Action! 薬剤師活動ファイル22 集中治療領域における薬剤師業務 臓器系統別評価に基づく薬学的管理(Vol.121)
集中治療を要する重症患者は病態が複雑であり、適切な薬物治療を行うには正確な病態把握が必要です。
金沢医科大学病院のハートセンターでは、集中治療室(ICU)担当薬剤師が臓器・器官系統別に病態を評価し、問題点を整理して薬学的管理を行っています。
また、集中治療領域の院内教育や学生実習にも力を入れています。
その取組みについて、薬剤部長の政氏藤玄先生、薬剤師の西田祥啓先生、荒川希美先生に伺いました。掲載日:2024年01月15日
- NEWAction! 薬剤師活動ファイル21 薬剤師の在宅勤務 ~新しい働き方の一例~(Vol.120)
掲載日:2023年09月15日
- Action! 薬剤師活動ファイル20 薬剤部夜間休日BCPの策定と災害時アクションカードの見直し(Vol.119)
掲載日:2023年05月31日
- Action! 薬剤師活動ファイル19 薬剤師のキャリア形成と支援 ワークライフインテグレーション実現に向けて(Vol.118)
掲載日:2022年12月20日
Otsuka Information
一覧はこちら- 注入針部を分別して廃棄する方法(Vol.122)
掲載日:2024年05月15日
- 大塚生食注2ポート50mL・100mL、大塚糖液5% 2ポート50mL・100mL 溶解操作方法(Vol.121)
掲載日:2024年01月15日
- NEW外袋のインジケーターについてのお知らせ(Vol.120)
掲載日:2023年09月15日
- 投与準備の際、輸液セットのびん針が容器に接触して液漏れすることがあります(Vol.119)
掲載日:2023年06月20日
- バッグ型キット製剤は、投与前に 『隔壁を開通』して使用する製剤です(Vol.118)
掲載日:2022年12月20日