ご利用上の注意

ETD4024K02

注意事項

  • ここに提供する配合変化データは、限られた条件下で試験を実施した参考情報であり、薬剤の配合を推奨するものではありません。配合変化表に試験結果が無いものは、配合薬の電子添文に「配合不可」と受け取れる記載がある可能性があります。本配合変化表ご利用の前に、配合薬の電子添文をご確認ください。

  • 経時変化の欄は、配合後のpHと外観観察の結果のみを記載しています。配合薬の含量(力価)は測定していないため、配合の可否や調製条件の的確性を保証するものではありません。
  • 輸液と配合薬の組み合わせが同じでも、弊社の試験条件(調製方法、保存状況等)と異なる条件で配合した場合、結果が異なることがあります。このことから、配合薬メーカーが提供する配合変化試験の結果と一致しない場合があります。
  • 弊社輸液製品の電子添文上、併用禁忌薬剤はありませんが、ネオパレン輸液、キドパレン輸液およびエルネオパNF輸液の電子添文には併用注意薬剤として「パーキンソン病治療薬(レボドパ)、ワルファリン、ジギタリス製剤(ジゴキシン等)」があります。また、ネオファーゲン静注20mLの電子添文には併用注意薬剤として「ループ利尿剤、チアジド系及びその類似降圧利尿剤(トリクロルメチアジドクロルタリドン等)、モキシフロキサシン塩酸塩」があります。
  • 配合後に外観変化があるものは、「配合変化を起こす組み合わせである」ことを考慮し、薬剤配合後の経過時間に関わらず、配合はお勧めしません。

配合変化表に記載しない薬剤および組み合わせについて

  • 皮下注、筋注製剤のような「静注が用法外」となる薬剤
  • カルシウム含有輸液とロセフィン静注用との組み合わせ(ロセフィン静注用の電子添文に、国外においてセフトリアキソンを成分とする結晶により死亡に至った症例が報告されているため)
  • 薬剤配合後のカリウムイオン濃度が40mEq/Lを超える組み合わせ(カリウム製剤の電子添文には、カリウムイオン濃度として40mEq/L以下に希釈して使用する旨の記載があるため)
  • 電子添文に「配合不可」と判断できる記載がある薬剤とそれに該当する輸液との組み合わせ(記載例:~と配合しないこと、~との配合を避けること、~と混合又は希釈して使用しないこと、~と同一経路からの点滴はしないこと等)

配合薬の記載内容について

  • 配合薬名、販売会社名は保険薬事典に基づき記載しておりますが、いずれも試験実施時から変更となっている場合があります。
  • 配合薬のpH・色調については、試験実施時の電子添文を参考に記載しているため、現在の電子添文情報と異なる場合があります。配合薬剤の最新の電子添文をご確認ください。

TOP