TOP > 大会結果・フォトギャラリー > 第101回日本陸上競技選手権大会
金丸祐三(6/23男子400m予選1組) | 45秒76(2着)決勝進出 |
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秦 将吾(6/23男子1500m予選2組) | 3分51秒09(5着)予選敗退 |
金丸祐三(6/24男子400m決勝) | 47秒06(7位) |
大室秀樹(6/24男子110mH予選1組) | 13秒63(1着)+1.3m 準決勝進出 |
大室秀樹(6/24男子110mH準決勝1組) | 13秒75(6着)+0.6m 準決勝敗退 |
秦 将吾(6/25男子5000m決勝) | 14分28秒88(13位) |
松本 葵(6/25男子3000mSC決勝) | 8分41秒22(2位) |
6月23日(金)~25日(日)に大阪・ヤンマースタジアム長居にて行われた、第101回日本陸上競技選手権大会の写真ならびに選手コメントを掲載いたします。本大会はロンドン世界選手権の代表選考競技会の一つです。
大塚製薬からは松本葵選手(3000mSC)、金丸祐三選手(400m)、大室秀樹選手(110mH)、秦将吾選手(1500m、5000m)の4名が出場いたしました。
☆松本 葵 選手(3000mSC/決勝2位・8分41秒22)
5月に行われたゴールデングランプリでは、日本人トップの成績を収めていた松本選手。これまで日本選手権での最高成績は2013年、14年の2位。悲願の優勝を目指しスタートしました。序盤は集団の中で落ち着いたレース運びをする松本選手。1000mの通過が2分59秒と、レースはスローペースで進みました。残り800mでスパートした選手を懸命に追いかけます。写真は残り1周の場面。追いつきそうで追いつけないまま、2位でのゴール。最終障害で脚を引っ掛けてバランスを崩したこともあり、先頭とは約3秒の差でした。松本選手コメント
『応援してくださりありがとうございました。今年の日本選手権も優勝を目指しレースに挑みましたが、届きそうで届かず悔しい2位という結果でした。世界陸上に向けて可能性は残っているので、しっかり掴みとれるよう次は標準記録にチャレンジしていきます。』
☆金丸 祐三選手(男子400m/予選2着・45秒76、決勝7位・47秒06)
昨年のリオ五輪前に負傷したアキレス腱の影響もあり、充分な冬季トレーニングが積めなかった金丸選手。5月の静岡国際、関西実業団では47秒台と苦戦が続く中で日本選手権を迎えましたが、予選から高い集中力を見せました。残り100mから粘りをみせ、着順で決勝に進める2着でゴール。2015年北京世界選手権以来の45秒台(45秒76)での予選通過に安堵の表情を見せる金丸選手。翌24日の決勝は、大外9レーンからのスタートです。
前半から積極的に走りましたが、トレーニング不足が響いて後半で大きく失速。7位という結果でした。
金丸選手コメント
『昨シーズンからの怪我の影響で今シーズンも思うような記録が出せず、苦しい期間が続きましたが、なんとか復調の兆しが見えてきたと思います。決勝は、やはり練習不足の感が否めずに低調に終わってしまいましたが、これからに繋がる大会になりました。まだまだ課題は多く残っているので、少しづつ上方修正できるように努力を積み重ねていきたいと思います。また今大会では多くの方に声を掛けていただきうれしかったです。応援、本当にありがとうございました。』
☆大室 秀樹選手(男子110mH/予選1着・13秒63、準決勝6着・13秒75)
日本選手権が始まる時点で、2017年度日本ランキング1位となる13秒48を2度マークしている大室選手。また、今季は日本選手に負け無しという好調を維持して大会初優勝を目指しました。予選は余裕を持った動きで走り、組1着でラウンドアップをしました。順調な滑り出しを見せた大室選手でしたが、同じ日に行われる準決勝のウオーミングアップ中にハムストリングにアクシデントが発生。レースには出場したものの、本来の力強い走りができずに組6着で準決勝敗退。ここまで順調にシーズンを過ごしていただけに、非常に悔やまれる結果となりました。大室選手コメント
『決勝での勝負を目指してラウンドを通過したいと思っていましたが、ウオーミングアップでのアクシデントを引きずって不本意な走りとなり、決勝に進むことができませんでした。これまでの取り組みの成果を今回発揮することができず残念です。世界選手権では今回発揮できなかったパフォーマンスをしっかりとお見せできるよう最善を尽くします。』
☆秦 将吾選手(男子1500m/予選5着・3分51秒09、5000m/決勝13位・14分28秒88)
大塚製薬入社1年目の秦選手は、1500mと5000mの2種目に出場。今季の日本人ランキング2位の記録をマークしている1500mでの上位進出を目指して大会に臨みました。大会初日にはその1500m予選が行われました。スローペースとなった予選2組目。秦選手は集団前方でレースを進め、1000mを過ぎてからのペースアップにもうまく対応。残り300m地点では昨年優勝した選手らと先頭争いをしました。最後の直線まで予選通過範囲内の3番手でしたが、最後に他の選手にかわされ5着に。決勝進出はなりませんでした。最終日に行われた5000m決勝。1500mの悔しさを晴らしたいところでしたが、2000mを過ぎてからのペース変化に対応できず、中盤以降は単独走に。悔しさの残る日本選手権となりました。秦選手コメント
『3回目の日本選手権は1500m、5000mの両種目ともに自分の納得のいく走りはできませんでした。今回経験した結果をしっかりと受け止め、これから自分自身どうしていくべきかを試行錯誤していき、練習に取り組んでいきます。応援をしてくださった皆さま、本当にありがとうございました。』
大会期間中、現地やテレビでのご声援ありがとうございました。
6月26日に大室選手が世界選手権の代表に初めて選出されました。また、松本選手と金丸選手にも出場の可能性が残されており、挑戦は続きます。今後ともご声援のほどよろしくお願い申し上げます。