グルタミンについて
グルタミンとは?
- グルタミンは人をはじめとする哺乳動物の血液中で最も濃度の高いアミノ酸
- 筋肉や胃、脳などで合成されて、消化管、腎臓などの臓器組織で代謝利用される
- 特に体内におけるグルタミンの消費が多い消化管でエネルギー源として利用されている
真田宏夫,: 臨床科学, 2000; 29: p123-131
グルタミンとグルタミン酸は別もの
- グルタミンとグルタミン酸は名称が似ているが、構造も性質も異なる
- グルタミンは生体内に最も多く含まれるアミノ酸であり、グルタミン酸とアンモニアから作られる
- 生体内では腸管エネルギーとして利用されるほか、アンモニアを運搬する役割として生体内で重要な働きを担う
- グルタミン酸はアミノ酸の一つで、昆布のうまみ成分として調味料に広く利用される。生体内では、脳内での含量が高く、神経情報伝達に関与する。
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 健康食品の安全性・有効性情報サイト/食品安全委員会肥料・飼料等専門調査会資料より