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受託製造

大塚製薬工場の受託製造とは

当社の受託事業は、強みである輸液周辺技術を生かして他の製薬企業のニーズに応え、医薬品の開発・製剤設計から実生産までフルサポート。受託事業領域におけるベストパートナーシップの確立を目指して、医療に幅広く貢献できる受託製品ラインアップを市場に送り出しています。

輸液周辺技術を生かした受託事業

医療に幅広く貢献する輸液のリーディングカンパニーとして、当社は75年以上にわたって培った経験を生かし、輸液周辺技術をさらに進化させることに努めています。中でもプラスチック容器、フィルム、製剤化等の技術は、大塚製薬工場ならでは、といえる画期的なものづくりと高い品質を支えています。当社は、こうした強みを生かして、他の製薬会社から委託を受け、開発・製剤設計から実生産まで対応する受託事業を展開しています。各製薬会社のニーズに応え、医療に貢献できる製品を市場に送り出すための万全な体制を常に整えています。

当社に製造を委託するメリット

当社の受託製造は、製造設備などのコスト削減、開発・製造確立の期間短縮、高品質で安定した製品の提供、新しい技術を活用した製剤化などを通し、委託企業に大きく貢献いたします。小ロットで試したい場合や、上市のタイミングを逃したくないといったご要望にもフレキシブルに対応できます。

現在、多くの製薬企業より製造委託を受け、当社が開発した大塚マルチチャンバーバッグシステムによる抗生物質キット製剤をはじめ、小容量に対応したプラスチックアンプルや、プレミックスの各種ソフトバッグ、軟膏やクリーム剤等の外用剤まで、幅広い医薬品を受託製造しています。また、大塚グループの強みを生かし、グループ各社と連携した受託製造も行っています。子会社である株式会社ジェイ・オー・ファーマでは、プレフィルドシリンジ製剤を製造しており、この受託製造に関するご相談等は、当社が窓口となり、サポートしています。

製造委託のメリット

これら全ての受託製品については、当社の厳格な品質保証体制を適用し、高い品質の製品を委託元へ提供しています。
詳細は「品質管理」ページへ

さらに、災害時に備えた製品供給体制が整っていることも、製薬企業にとって重要なポイントです。当社では、災害時にも事業活動をできる限り継続し、委託元に製品を安定供給できるよう、製造所と物流倉庫の分散を図るなどBCP(事業継続計画)対応を積極的に進めています。
詳細は「会社情報」の「リスクマネジメント」ページへ

医薬品の開発製剤設計から実生産までをフルサポート

当社は、委託を受けた製薬企業とのさらなる信頼関係の構築と受託事業におけるベストパートナーシップの確立に努め、自社の新技術を生かした製品の提案と、高品質で効率的な生産システムを提供しています。窓口となる受託事業本部が技術部門、品質部門、製造部門と連携し、委託元の製薬企業に対する継続的なサポートを行い、医薬品の開発段階から、治験薬製造、PQ、PV、実生産までの各ステージに対応可能な社内体制を整えています。また、大塚グループ各社と連携した受託製造も行っています。

幅広いニーズに対応する受託製品ラインアップ

現在、多くの製薬企業より製造委託を受け、当社の強みとするプラスチック容器やフィルム、製剤化等の技術を生かした製品を供給しています。そのラインアップは、抗生物質キット製剤、プレミックスソフトバッグ製剤、プラスチックアンプル注射剤、プレフィルドシリンジ注射剤、軟膏やクリーム剤、外用液剤(ローション剤)など、多岐にわたります。

医薬品受託製造に関するお問い合わせ
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受託製品 容量
抗生物質キット製剤 溶解液100mL
ソフトバッグ シングル
バッグ
50mL ~ 1200mL
ダブル
バッグ
500mL ~ 2000mL
プラスチックアンプル 20mL
軟膏・クリーム剤 チューブ入り
10g ~ 50g

瓶入り
30g ~ 500g
外用液剤(ローション剤) 10mL ~ 100mL
プレフィルドシリンジ 1mL ~ 20mL