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大気・水系への負荷削減

当社は、環境保全に関連する法令および社会規範を順守するとともに、ステークホルダーからの要請に誠実にお応えするために、
法令よりさらに厳格な自主基準・規定を主体的に策定し、それらを継続的に順守することにより、環境リスクの低減に取り組みます。

大気汚染防止の取り組み

全工場において、該当法令や条例等の規制より厳しい自主管理基準を設定し、大気汚染の原因となるNOx※1、SOx※2、ばいじん※3などの排出抑制を図り、排出される大気汚染物質を管理しています。

松茂工場、釧路工場に続き、2015年には富山工場の燃料転換を実施しました。特に、2013年12月に実施した釧路工場のボイラーの燃料転換(重油から都市ガスへの転換)では、CO2排出量の削減(5,800トン)はもとより、NOx、SOxを大幅に削減することができました。

釧路工場のLNG※4タンク

※2010年度~2013年度の集計期間は4月-3月、会計年度変更に伴い2014年度の集計期間は4月-12月、2015年度、2016年度の集計期間は1月-12月です。

  1. ※1 NOx:窒素酸化物。窒素と酸素の化合物の総称。燃焼によって発生し、工場や自動車などが主な発生源。
  2. ※2 SOx:硫黄酸化物。硫黄と酸素の化合物の総称。大気汚染物質の一つで、酸性雨の原因物質。
  3. ※3 ばいじん:ボイラーや電気炉などから出るすすや固体粒子。燃料の変更や、適切な集塵機の設置で排出量削減が可能。
  4. ※4 LNG:液化天然ガス(Liquefied Natural Gas) メタンを主成分とした天然ガスを冷却し液化した無色透明の液体。

水質汚染防止の取り組み

全工場において、該当法令や条例等の規制よりも厳しい自主管理基準を設定して工場排水の水質を管理しています。

2014年に排水処理設備を更新した鳴門工場では、処理能力が向上したことで負荷変動にも強い安定した運転が可能となりました。また、さらなる環境リスクの低減を目指して、排水処理施設から出た排水を水質計でモニタリングし、仮に水質が悪化した場合は自動的に再度、処理工程に戻す仕組みを取り入れました。工場外に排水する前にダブルチェックを行い、基準値を超えた排水をしないシステムになっています。

鳴門工場の排水処理設備

2010年度~2013年度の集計期間は4月-3月、会計年度変更に伴い2014年度の集計期間は4月-12月、2015年度、2016年度の集計期間は1月-12月です。

  1. ※5 COD:化学的酸素要求量(Chemical Oxygen Demand)。水中の有機物を酸化剤で酸化分解するのに消費される酸素の量で、水質汚濁指標の一つ。
  2. ※6 T-N:全窒素(総窒素、TotalNitrogen)。無機態窒素と有機態窒素の合計量。赤潮などの原因となる水の富栄養化の程度を表す指標の一つ。
  3. ※7 T-P:全リン(総リン、Total Phosphorus)。無機態リンと有機態リンの合計量。赤潮などの原因となる水の富栄養化の程度を表す指標の一つ。

化学物質の適正な管理

当社では、人や環境にとって有害な化学物質について、化学物質排出把握管理促進法のPRTR 制度※8に基づき適正な管理を行っています。

環境への拡散・排出量、移動量の把握と適正な管理を行うことで、事業活動での使用量の削減を図りながら環境への排出を防止することを目指しています。

研究開発部門や品質部門など化学物質を使用する部門において、化学物質一元管理システムを構築し化学物質情報のデータベース管理をするとともに、定期的な在庫確認を行っています。

これらの取り組みを従業員に周知徹底することで、保管、使用、廃棄などの全フローにおける適正管理を図っています。

化学物質一元管理システム

  1. ※8 PRTR制度:化学物質排出移動量届出制度(Pollutant Release and Transfer Register)。人の健康や生態系に有害なおそれのある化学物質が、事業所から環境(大気、水、土壌)へ排出される量および廃棄物に含まれて事業所外へ移動する量を、事業者が自ら把握し国に届け出をし、国は届出データや推計に基づき、排出量・移動量を集計・公表する制度。